失敗しない家庭教師選びのポイントとは?|ススムとマナビの家庭教師比較部

失敗しない家庭教師選びのポイントとは?

「うちの子に合っているし、家庭教師にしよう!」そう決めたは良いものの、家庭教師会社や先生を選ぶ基準が分からない…とお困りの方も多いのではないでしょうか。学校の授業や受験は待っていてくれませんし、失敗することなくぴったりの先生を選びたいですよね。今回は家庭教師を選ぶ際のポイントをご紹介いたします。

ポイント1 家庭教師に求めることを明確に!

まず、お子様の状況などに合わせた「利用目的」を明確にすることが重要です。
要望をあらかじめ整理し、明確に伝えることができれば、ミスマッチを減らすことが出来るだけでなく、時間とお金を有効活用することができます。

家庭教師といっても様々な利用方法があります。
難関校や国立医学部への合格などを目指す、学校の成績アップを目指す、勉強嫌いを克服させる、などなど。不登校になったお子様の学習指導をお願いしたいというケースもあり、その幅は様々です。

例えば、勉強が苦手なお子様について、家庭教師が「理解力を上げたい」のか「机へ向かう習慣をつけたい」のかをあらかじめ把握していれば、初回の授業から対応を考えることができます。また、要望がはっきりしていれば、家庭教師会社から、よりぴったりな先生を派遣してもらえるかもしれません。

ポイント2 先生の報告や相性をチェック!

家庭教師と塾の最大の違いは、保護者様と先生が連携をとれる点です。授業のたびに先生と保護者様が顔を合わせることが可能であるため、授業の様子を直接聞くことができます。塾に通うとなると、なかなかこうはいきません。
授業の様子を聞いてもきちんと答えてくれないのであれば、このメリットは得られません。いくら勉強ができる先生であっても、責任感に欠けるなど人間性に問題があれば、信頼関係を築くことができず学習効果も期待できないでしょう。よって、報告をきちんとする先生、もしくは報告する意思がある先生か否かは押さえておくべきポイントだと言えます。

また、家庭教師の先生もお子様も人間ですから、どうしても相性というものがあります。どんなに学歴が良くて指導力があったとしても、相性が悪ければ効果は見込めないでしょう。

相性を確かめるためには、お子様と先生、両方から授業の様子を聞くことが重要です。授業の様子を少し見学させてもらったりするのもいいかもしれません。お子様には「楽しい」と好印象だけど、先生からは「集中力が続かなくて、雑談が多めになってしまった」と言う報告を受けるかもしれません。両方からの意見を聞き、より正確な状況を把握することが重要です。

家庭教師にまかせっきりにしないで、保護者様もお子様の学習に関心を持つことが大切です。なぜなら、先生と保護者様が連携をとってお子様の学習をサポートできることが家庭教師の最大のメリットと言っても過言ではないためです。

ポイント3 個人・業者の家庭教師の違いをチェック!

家庭教師サービスを利用するにあたって、個人契約の家庭教師と、業者と契約する家庭教師の違いは押さえておきたいものです。どちらも一長一短であるため、どちらが良いかはご家庭の事情によって異なります。

個人契約の家庭教師の場合、家庭教師派遣センターを仲介しない分、料金が抑えられます。しかし、学歴や指導歴など経歴や実績の申告はその先生自身に委ねられてしまうため、詐称のトラブルが生じるリスクも考えられます。これを防ぐためには、経歴や実績を証明する書類の提示をお願いするか、親戚や知り合いを伝って紹介をお願いすると良いでしょう。

一方、業者から派遣される家庭教師の場合、面接や試験を経て就業しているため、経歴詐称などのリスクは抑えられます。また、指導方法の研修を受けている場合もあるため、安心感があります。しかし、間に仲介業者を挟むため、個人契約の場合より指導料が張る場合が多いようです。

このような背景から、時々、「まずは業者から派遣された先生に学習指導を受けたのち、個人契約に切り替える」ことをおススメしている記事などもありますが、これはやめた方が良いでしょう。ひと昔前ならあまり問題にならなかったかもしれませんが、今はこのようなことを禁止している派遣センターもあります。確かに個人・業者のメリットを両方得られるように思いますが、大きなトラブルの元となります。

ポイント4 指導力があるか否かをチェック!

個人・業者とも、指導力のある先生とそうでない先生は両方います。では、どのような点から「指導力がある」と判断すれば良いのでしょうか?

まず、問題を教えるにあたって「お子様にあった解き方を提案できるか」が重要です。例えば数学ですと、同じ問題でも複数の解き方がありますよね。人間、誰しも思考のクセとうものがあります。ある解き方で教えて、反応が悪ければ別解も指導する、という対応ができる先生は、指導力が高いと言えるでしょう。

お子様のモチベーションを保てるか否かも指導力の一つです。答えを間違えてしまった時もその過程を誉める等モチベーションに気を配ることは、決められた時間の中で授業を進めるのと並行して行うのが意外と難しかったりします。

つい、勉強そのものの指導にばかり注意が行きがちですが、成績アップのためには学習計画の立案や調整も必要不可欠です。依頼をしようとしている家庭教師サービスは学習計画の立案まで行ってもらえるのか、あらかじめ確認を取ることをおススメします。どのように理解度をチェックし、学習を進めていく方針なのかは重要です。

勘違いしやすいのが、先生の学歴が高ければ指導力が高い、ということです。確かに学歴が高ければ先生は難しい問題が解けるでしょうが、人に教えられるかはまた別の問題です。今までトップを走り続け、勉強でつまずいたことがない人の中には、勉強が苦手なお子様に問題の解き方を教えることが不得手な人もいます。そのため、学歴はあくまでも「参考程度」に留め、指導力の判断をした方が良いと言えます。
指導力が高いか否かを判断するためには、やはりお子様の感想に耳を傾ける必要があるでしょう。

ポイント5 料金は明確かつ納得のいくものか?

家庭教師サービスを利用するにあたって、発生する料金は授業料だけではありません。入会費、生徒管理費、先生の交通費、教材費、先生を変えた場合に発生する手数料などが考えられます。特に教材費についてはかなり注意が必要です。家庭教師の中には、高額な教材をいくつも購入させ、お金儲けに走っている業者もいます。また、その中には質の悪い教材が含まれていることもあるようです。

先生を変えた場合に発生する手数料が高い場合も注意が必要です。先にも述べましたが、お子様にあった先生を派遣できるよう、相性の良し悪しを見越してチェンジ料を発生させない業者もある中、高額な手数料を取る業者というのは残念ながら良い業者とは言い難いでしょう。

更に、授業料の支払い方法についても確認する必要があります。通常は月ごとに払う場合が多いですが、ある期間分まとめて一括で支払いを求められるケースもあります。このような業者は悪徳な家庭教師の業者である可能性も高いため、注意が必要です。本当にお子様本位の学習を進めるのであれば、教科数や日数を変更しやすいような支払い体制であるべきです。

余裕を持って選ぶことが家庭教師選びのカギ

家庭教師は、決められた時間内でお子様の成績アップに最大限貢献することが仕事です。しかし、短い期間で出来ることには限界があるため、時間には余裕を持って家庭教師を選ぶ必要があります。入試の時期が近づいてから、この先生は合う?合わない?とやっていては、時間のロスが大きいからです。
また、入試直前というのは不安が大きくなり、お子様もナーバスになりがちです。そんな時、「出会ったばかりの先生」「しばらく指導を受けてきて信頼関係が築けている先生」どちらがお子様にとって良い影響を与えるでしょうか?当然、後者の先生ですよね。

また、焦って家庭教師を選ぶと、口コミや評判を確認しながら選ぶことができないため、良くない家庭教師や業者を選んでしまう可能性も高くなります。失敗しない家庭教師選びのために、余裕を持って比較検討することをおススメします。

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